@IDX:23300
@OFF:0xe7
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:23301
@OFF:0x119
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:23302
@OFF:0x147
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:23303
@OFF:0x1cd
@SPK:
@JPN:　また、朝が来てしまった。
@ENG:

@IDX:23304
@OFF:0x1f5
@SPK:
@JPN:　夜が終われば朝になる……そんな当たり前のことが　鬱陶しく思える。
@ENG:

@IDX:23305
@OFF:0x253
@SPK:
@JPN:　時間は……まだ７時。
@ENG:

@IDX:23306
@OFF:0x277
@SPK:
@JPN:　仕事まで、あと１時間ある。
@ENG:

@IDX:23307
@OFF:0x2a1
@SPK:
@JPN:　寝直すには心許ないが、ただ何もせずに過ごすには　勿体ない、そんな中途半端な時間……。
@ENG:

@IDX:23308
@OFF:0x305
@SPK:
@JPN:　……本来なら、浪人生らしく、寸刻を惜しんで勉強　でもすべきなのだろうが、そんな気になれない。
@ENG:

@IDX:23309
@OFF:0x37f
@SPK:
@JPN:　死体の様相……抱えた時の手応え……。
@ENG:

@IDX:23310
@OFF:0x3b3
@SPK:
@JPN:　なまじ時間に余裕があるだけに、思い出したくない　ことまで思い出す。
@ENG:

@IDX:23311
@OFF:0x405
@SPK:
@JPN:　……仕事に行きたくない……。
@ENG:

@IDX:23312
@OFF:0x431
@SPK:
@JPN:　死体洗いを始めて、まだ３日目だというのに、もう　精神が音を上げてしまっている。
@ENG:

@IDX:23313
@OFF:0x49f
@SPK:
@JPN:　医者になるという夢があるんじゃないのか？
@ENG:

@IDX:23314
@OFF:0x4d7
@SPK:
@JPN:　お前には金が必要なんじゃないのか？
@ENG:

@IDX:23315
@OFF:0x509
@SPK:
@JPN:　そのための仕事じゃなかったのか？
@ENG:

@IDX:23316
@OFF:0x539
@SPK:
@JPN:　……確かにその通りだ。
@ENG:

@IDX:23317
@OFF:0x55f
@SPK:
@JPN:　心の中での葛藤に終止符を打ち、気を引き締める。　
@ENG:

@IDX:23318
@OFF:0x5ad
@SPK:
@JPN:　仕事に向かう準備を進める。
@ENG:

@IDX:23319
@OFF:0x5d7
@SPK:
@JPN:　馬鹿馬鹿しいとは思うが、イメージトレーニングの　要領で、作業内容を頭の中で思い浮かべ、身振り手　振りを交えて何度も繰り返す。
@ENG:

@IDX:23320
@OFF:0x663
@SPK:
@JPN:　こうしてテンションさえ高めておけば、弱気の虫に　憑かれることもないだろう……と、思う。
@ENG:

@IDX:23321
@OFF:0x6d5
@SPK:
@JPN:　あと２０分……。
@ENG:

@IDX:23322
@OFF:0x6f5
@SPK:
@JPN:　とりあえず、病院に行こう。
@ENG:

@IDX:23323
@OFF:0x71f
@SPK:
@JPN:　洗面用具と着替えを入れたバッグを手に、もう一度　部屋を見回す。
@ENG:

@IDX:23324
@OFF:0x76d
@SPK:
@JPN:　忘れ物はないはず。
@ENG:

@IDX:23325
@OFF:0x78f
@SPK:
@JPN:　シャンプー、ボディーソープ、ハンドタオルとバス　タオル……全てバッグに詰まっている。
@ENG:

@IDX:23326
@OFF:0x7f3
@SPK:
@JPN:　あとは部屋を出るだけだ……。
@ENG:

@IDX:23327
@OFF:0x8e2
@SPK:
@JPN:　静かな朝のロビー。
@ENG:

@IDX:23328
@OFF:0x904
@SPK:
@JPN:　あと１時間もすれば騒がしくなるここも、今はまだ　静寂に包まれている。
@ENG:

@IDX:23329
@OFF:0x958
@SPK:
@JPN:　だが、行き交う看護婦の顔からは、微かな緊張感が　感じられる。
@ENG:

@IDX:23330
@OFF:0x9a4
@SPK:
@JPN:　こんな時間でも彼女たちは忙しいのだろうか？
@ENG:

@IDX:23331
@OFF:0x9de
@SPK:
@JPN:　そう考えた途端、憂鬱なことを連想してしまった。　
@ENG:

@IDX:23332
@OFF:0xa2c
@SPK:
@JPN:　看護婦、御堂さん、死体洗い……。
@ENG:

@IDX:23333
@OFF:0xa5c
@SPK:
@JPN:　僕はこれから誰の声も聞かないまま地下へと降り、　物言わぬ骸と向かい合わなくてはいけない。
@ENG:

@IDX:23334
@OFF:0xac4
@SPK:
@JPN:　その間に聞くのは、御堂さんの事務口調だけ。
@ENG:

@IDX:23335
@OFF:0xafe
@SPK:
@JPN:　人との会話に飢えているとは言わないが、せめて、　彼女が普通に話してくれれば、いくらか気晴らしに　なるだろうに……。
@ENG:

@IDX:23337
@OFF:0xbd1
@SPK:［女の声］
@JPN:　あれ？　珍しいわね？
@ENG:

@IDX:23340
@OFF:0xc91
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　あっ、真田さん。
@ENG:

@IDX:23342
@OFF:0xcee
@SPK:［美和子］
@JPN:　どうしたの？　こんなところでボーッとして。
@ENG:

@IDX:23345
@OFF:0xd50
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　いや、別に……真田さんこそこんなに早く、どうしたんですか？　事務局は８時半からなのに。
@ENG:

@IDX:23347
@OFF:0xe6d
@SPK:［美和子］
@JPN:　うん、まあ……そうなんだけどね。今日はなんとなく早く来てみたい気分だったの。
@ENG:

@IDX:23349
@OFF:0xf76
@SPK:［美和子］
@JPN:　それとも、私が早く来ちゃおかしい？
@ENG:

@IDX:23352
@OFF:0xfd0
@SPK:[\protag]
@JPN:　……いつもギリギリだったじゃないですか。
@ENG:

@IDX:23354
@OFF:0x10b5
@SPK:［美和子］
@JPN:　そんなの忘れちゃったわ。私は未来に生きる女なの。
@ENG:

@IDX:23357
@OFF:0x111d
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ？
@ENG:

@IDX:23359
@OFF:0x11e0
@SPK:［美和子］
@JPN:　なに？　なんか文句ある？
@ENG:

@IDX:23362
@OFF:0x1230
@SPK:[\protag]
@JPN:　ははは、別に文句なんかありませんよ。
@ENG:

@IDX:23364
@OFF:0x1311
@SPK:［美和子］
@JPN:　あっそ。ところでキミ、事務局を辞めてから何してるの？
@ENG:

@IDX:23367
@OFF:0x137d
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　あ、いや、その……。
@ENG:

@IDX:23369
@OFF:0x1458
@SPK:［美和子］
@JPN:　ふぅん……言えないようなことなんだ？　じゃあ、あのウワサは本当なのかも……。
@ENG:

@IDX:23372
@OFF:0x14dc
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ウワサ？
@ENG:

@IDX:23374
@OFF:0x15a5
@SPK:［美和子］
@JPN:　知りたいの？
@ENG:

@IDX:23377
@OFF:0x15e9
@SPK:[\protag]
@JPN:　そりゃ、知りたいですよ。僕に関するウワサなんですよね？
@ENG:

@IDX:23379
@OFF:0x16dc
@SPK:［美和子］
@JPN:　そうよ。正確にはキミと副院長のウワサだけどね。
@ENG:

@IDX:23382
@OFF:0x1742
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕と副院長……なるほど、なんとなく想像つきました。
@ENG:

@IDX:23384
@OFF:0x1831
@SPK:［美和子］
@JPN:　え？　分かっちゃったの？
@ENG:

@IDX:23387
@OFF:0x1881
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ、僕が副院長に気に入られてるとか……大方、そんな類のウワサですよね？
@ENG:

@IDX:23389
@OFF:0x1986
@SPK:［美和子］
@JPN:　なぁんだ、知ってたんだ。でも、ホントなの？　副院長先生のヒモになったって……。
@ENG:

@IDX:23392
@OFF:0x1a0c
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ！？　何ですか、それ！？　僕が聞いた時は、確か『僕が副院長に目をかけてもらってる』って話だったんですけど……。
@ENG:

@IDX:23394
@OFF:0x1ac5
@SPK:［美和子］
@JPN:　似たようなもんじゃない。で、ホントのところはどうなの？
@ENG:

@IDX:23397
@OFF:0x1b33
@SPK:[\protag]
@JPN:　ウソに決まってるでしょ！？
@ENG:

@IDX:23399
@OFF:0x1b94
@SPK:［美和子］
@JPN:　そうなの？　案外、元気がないのは夜に張り切りすぎてるからだったりして……。
@ENG:

@IDX:23402
@OFF:0x1c16
@SPK:[\protag]
@JPN:　あのねぇ……ちょっと考えれば分かるでしょうが……。大体、僕と副院長がそんなことになると思いますか？
@ENG:

@IDX:23404
@OFF:0x1cbf
@SPK:［美和子］
@JPN:　ま、それもそうか……。でも、元気出てきたみたいね？
@ENG:

@IDX:23407
@OFF:0x1d29
@SPK:[\protag]
@JPN:　……はぁ？
@ENG:

@IDX:23409
@OFF:0x1df0
@SPK:［美和子］
@JPN:　朝は元気じゃないとダメだぞ？　さっきまではキミ、くら～い顔してたから、おねーさん心配しちゃったんだから。
@ENG:

@IDX:23412
@OFF:0x1e90
@SPK:[\protag]
@JPN:　くら～い顔……。
@ENG:

@IDX:23414
@OFF:0x1f5d
@SPK:［美和子］
@JPN:　まあ、元気になって良かった良かった……じゃあ、そういうことで、私は仕事に行くわね。
@ENG:

@IDX:23417
@OFF:0x1fe7
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ……ありがとうございました。
@ENG:

@IDX:23418
@OFF:0x2049
@SPK:
@JPN:　ひょっとして、僕を元気づけるために？
@ENG:

@IDX:23419
@OFF:0x207d
@SPK:
@JPN:　気がつけば、それまでの憂鬱な連想は、頭から忘れ　去られていた。
@ENG:

@IDX:23420
@OFF:0x20cb
@SPK:
@JPN:　事務局にいた頃と同じ明るい気分になっていた。
@ENG:

@IDX:23421
@OFF:0x2107
@SPK:
@JPN:　肩にかかるバッグの重さも、心持ち軽く感じる。
@ENG:

@IDX:23422
@OFF:0x2155
@SPK:
@JPN:　朝は元気じゃないとダメ……か。
@ENG:

@IDX:23423
@OFF:0x2183
@SPK:
@JPN:　彼女のおかげで、少し元気になれたかもしれない。　
@ENG:

@IDX:23424
@OFF:0x21d3
@SPK:
@JPN:　……辺りを見回すと、ロビーの雰囲気が僅かに変化　している。
@ENG:

@IDX:23425
@OFF:0x221d
@SPK:
@JPN:　時計を見ると、８時５分前。
@ENG:

@IDX:23426
@OFF:0x2247
@SPK:
@JPN:　そろそろ更衣室に向かわないと、仕事着に着替える　時間がなくなる。
@ENG:

@IDX:23427
@OFF:0x236e
@SPK:
@JPN:　すでに着替えも終えて、あとは御堂さんが来るのを　待つばかり。
@ENG:

@IDX:23428
@OFF:0x23ba
@SPK:
@JPN:　だが肝心の彼女が、一向に姿を見せない。
@ENG:

@IDX:23429
@OFF:0x2400
@SPK:
@JPN:　忘れているのか？
@ENG:

@IDX:23430
@OFF:0x2420
@SPK:
@JPN:　それとも、別な仕事が入ったのか……。
@ENG:

@IDX:23431
@OFF:0x2454
@SPK:
@JPN:　もしも後者なら、他の看護婦に頼むくらいのことは　して欲しい。
@ENG:

@IDX:23432
@OFF:0x24be
@SPK:
@JPN:　ん？　なんだろう？
@ENG:

@IDX:23433
@OFF:0x24e0
@SPK:
@JPN:　誰かが走ってくる足音がする。
@ENG:

@IDX:23434
@OFF:0x2512
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:23435
@OFF:0x2530
@SPK:
@JPN:　どうやら、この部屋の前で止まったみたいだ。
@ENG:

@IDX:23436
@OFF:0x256a
@SPK:
@JPN:　もしかして御堂さんだろうか？
@ENG:

@IDX:23438
@OFF:0x25ed
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……よろしいでしょうか？
@ENG:

@IDX:23441
@OFF:0x263d
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうぞ。
@ENG:

@IDX:23443
@OFF:0x2726
@SPK:［悠紀］
@JPN:　遅くなって申し訳ありませんでした。
@ENG:

@IDX:23446
@OFF:0x2780
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいえ、別に構いませんけど……それより、今日の仕事はどうなってますか？
@ENG:

@IDX:23448
@OFF:0x280b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ、はい……それが……。
@ENG:

@IDX:23451
@OFF:0x285b
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうしたんですか？　もしかして、また２体とか……。
@ENG:

@IDX:23453
@OFF:0x28d2
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いえ、そうではなくて……その……。
@ENG:

@IDX:23456
@OFF:0x292c
@SPK:[\protag]
@JPN:　何か問題でも？　言ってもらわないと、僕も困るんですけど。
@ENG:

@IDX:23458
@OFF:0x29a9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ご、ごめんなさい。今日の仕事、夜になってしまったんです。昨夜の内に連絡があったのですが、ついうっかりしてて……。
@ENG:

@IDX:23461
@OFF:0x2a51
@SPK:[\protag]
@JPN:　夜になったって……じゃあ、今仕事場に行っても……？
@ENG:

@IDX:23463
@OFF:0x2ac8
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい。ご遺体の準備はできてません……。
@ENG:

@IDX:23464
@OFF:0x2b24
@SPK:
@JPN:　……ということは、今まで仕事に向けて高めていた　テンションは、全て無駄になるということか？
@ENG:

@IDX:23465
@OFF:0x2b8e
@SPK:
@JPN:　それに夜、死体を洗うなど……。
@ENG:

@IDX:23466
@OFF:0x2bca
@SPK:
@JPN:　確かに仕事場は地下だから、昼夜の区別はない。
@ENG:

@IDX:23467
@OFF:0x2c06
@SPK:
@JPN:　ある意味、時間の概念の外にあるとも言える。
@ENG:

@IDX:23468
@OFF:0x2c40
@SPK:
@JPN:　だが、僕自身は違う。
@ENG:

@IDX:23469
@OFF:0x2c64
@SPK:
@JPN:　自室も、中庭も、ロビーも……。
@ENG:

@IDX:23470
@OFF:0x2c92
@SPK:
@JPN:　ここへ来るまでに通らざるを得ない全ての場所に、　夜という時間が確かに存在する。
@ENG:

@IDX:23472
@OFF:0x2da9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……どうかなさいましたか？
@ENG:

@IDX:23475
@OFF:0x2dfb
@SPK:[\protag]
@JPN:　……夜って、何時くらいになりますか？
@ENG:

@IDX:23477
@OFF:0x2e64
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あの、それほど遅くはならないそうです。遅くても６時……、早ければ５時半頃には準備できるそうです。
@ENG:

@IDX:23480
@OFF:0x2efc
@SPK:[\protag]
@JPN:　そう……なら、まだ外は明るいかな？
@ENG:

@IDX:23482
@OFF:0x2fd9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　え？　あ、はい。多分……。
@ENG:

@IDX:23485
@OFF:0x302b
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか……。
@ENG:

@IDX:23487
@OFF:0x30f6
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……とにかく、その時にまたお願いします。それでは私、仕事がありますのでこれで失礼します。
@ENG:

@IDX:23490
@OFF:0x3186
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ。じゃあまた後で。
@ENG:

@IDX:23491
@OFF:0x31fc
@SPK:
@JPN:　申し訳なさそうに一礼すると、御堂さんは更衣室を　あとにした。
@ENG:

@IDX:23492
@OFF:0x3248
@SPK:
@JPN:　静かな廊下を、パタパタと足音が遠ざかっていく。　
@ENG:

@IDX:23493
@OFF:0x3298
@SPK:
@JPN:　せっかく高めたテンションが下がってしまうのは嫌　だが、ここにジッとしてるのはもっと嫌だ。
@ENG:

@IDX:23494
@OFF:0x3300
@SPK:
@JPN:　それにこの格好では仕事のことが頭を離れない。
@ENG:

@IDX:23495
@OFF:0x333c
@SPK:
@JPN:　とりあえず、着替えてここを出よう。
@ENG:

@IDX:23496
@OFF:0x343a
@SPK:
@JPN:　……何だ？
@ENG:

@IDX:23497
@OFF:0x3454
@SPK:
@JPN:　仕事場のドアに、小柄な看護服が部屋の様子を窺う　ようにへばりついている。
@ENG:

@IDX:23498
@OFF:0x34ac
@SPK:
@JPN:　あの小ささといい、ナースキャップから伸びる長い　三つ編みといい……もしかして、佐伯さんか？
@ENG:

@IDX:23499
@OFF:0x3516
@SPK:
@JPN:　彼女もこちらに気がついたのか、ニコニコしながら　近づいてくる。
@ENG:

@IDX:23501
@OFF:0x3665
@SPK:［真魚］
@JPN:　おっはよー。
@ENG:

@IDX:23504
@OFF:0x36a9
@SPK:[\protag]
@JPN:　おはよう……って、こんなところで何してるんですか？　その部屋は関係者以外立入禁止ですよ？
@ENG:

@IDX:23506
@OFF:0x3746
@SPK:［真魚］
@JPN:　ん？　……ちょっとね。
@ENG:

@IDX:23509
@OFF:0x3794
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:23511
@OFF:0x3859
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ！　今、怪しいと思ったでしょ？　私、こう見えても関係者なんだよ？
@ENG:

@IDX:23514
@OFF:0x38d3
@SPK:[\protag]
@JPN:　関係者？　……本当ですか？
@ENG:

@IDX:23516
@OFF:0x3932
@SPK:［真魚］
@JPN:　疑ってるの！？　ホントだってば！　嘘だと思うなら、副院長先生に聞いてみればいいじゃん。
@ENG:

@IDX:23519
@OFF:0x39c0
@SPK:[\protag]
@JPN:　まあいいか……分かりました、信じます。
@ENG:

@IDX:23521
@OFF:0x3a2b
@SPK:［真魚］
@JPN:　……ホントに？　ホントは疑ってるんじゃない？
@ENG:

@IDX:23524
@OFF:0x3a8f
@SPK:[\protag]
@JPN:　実はちょっと……でも、疑うのは好きじゃないですし。
@ENG:

@IDX:23526
@OFF:0x3b06
@SPK:［真魚］
@JPN:　……なんか『怪しいけど面倒臭いから見逃す』って言われてるような気がするんだけど？
@ENG:

@IDX:23529
@OFF:0x3b8e
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんな意味じゃないですよ。疑って疑われて……そういうのってお互い気持ち悪いだけでしょ？
@ENG:

@IDX:23531
@OFF:0x3c9f
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、まあ……それもそうだね。
@ENG:

@IDX:23532
@OFF:0x3cf1
@SPK:
@JPN:　ようやく納得してくれたのか、彼女の表情に屈託の　ない笑みが戻る。
@ENG:

@IDX:23533
@OFF:0x3d41
@SPK:
@JPN:　彼女の表情は猫の目のようにコロコロと変わる。
@ENG:

@IDX:23534
@OFF:0x3d7d
@SPK:
@JPN:　そんな彼女を見てると、ここが仕事場の前だという　ことを忘れそうになる。
@ENG:

@IDX:23536
@OFF:0x3e1c
@SPK:［真魚］
@JPN:　ところでさ……一つ言ってもいいかな？
@ENG:

@IDX:23539
@OFF:0x3e78
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいですよ。何ですか？
@ENG:

@IDX:23541
@OFF:0x3f49
@SPK:［真魚］
@JPN:　ストップ！　それよ、それ！
@ENG:

@IDX:23544
@OFF:0x3f9b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……は？
@ENG:

@IDX:23546
@OFF:0x3fe8
@SPK:［真魚］
@JPN:　その敬語、やめられない？　私、敬語って使うのも使われるのも嫌いなんだ。
@ENG:

@IDX:23549
@OFF:0x4066
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも、佐伯さんは社会人だし……。
@ENG:

@IDX:23551
@OFF:0x40cb
@SPK:［真魚］
@JPN:　その『佐伯さん』ってのも禁止！　『真魚』でいいよ。
@ENG:

@IDX:23554
@OFF:0x4135
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも……。
@ENG:

@IDX:23556
@OFF:0x4184
@SPK:［真魚］
@JPN:　……言っとくけど、これから私に敬語で話しかけてきたら、先輩みたく『はい、何でしょうか？』って答えるからね。
@ENG:

@IDX:23559
@OFF:0x4226
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、それは、似合わないような気が……。
@ENG:

@IDX:23561
@OFF:0x4291
@SPK:［真魚］
@JPN:　……どうするの？
@ENG:

@IDX:23564
@OFF:0x42d9
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:23566
@OFF:0x4328
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:23569
@OFF:0x436a
@SPK:[\protag]
@JPN:　……分かりま……分かったよ。これからは敬語も使わないし、『佐伯さん』って呼び方もやめる。でも……ホントに呼び捨てでいいの？
@ENG:

@IDX:23571
@OFF:0x449f
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、いいよ。
@ENG:

@IDX:23574
@OFF:0x44e5
@SPK:[\protag]
@JPN:　そう……でも、そんなに嫌いなん……嫌いなの？　敬語使われるの。
@ENG:

@IDX:23576
@OFF:0x45de
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、大っ嫌い。きみは敬語使ってて疲れないの？
@ENG:

@IDX:23579
@OFF:0x4644
@SPK:[\protag]
@JPN:　まあ、別に疲れるってのはないと思うけど……。
@ENG:

@IDX:23581
@OFF:0x46b5
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふーん……まあイイや。私そろそろ仕事に戻るから。じゃね。
@ENG:

@IDX:23582
@OFF:0x4735
@SPK:
@JPN:　そう言うと、佐伯さん……真魚は三つ編みを尻尾の　ように振りながら踵を返した。
@ENG:

@IDX:23583
@OFF:0x4791
@SPK:
@JPN:　途端に辺りの空気が元の雰囲気を取り戻す。
@ENG:

@IDX:23584
@OFF:0x47c9
@SPK:
@JPN:　……元の、暗く沈んだ雰囲気を。
@ENG:

@IDX:23585
@OFF:0x48c4
@SPK:
@JPN:　……とりあえず、ここまでは戻ってきた。
@ENG:

@IDX:23586
@OFF:0x48fa
@SPK:
@JPN:　まだ受付の開始には早い時間なのに、気の早い患者　で溢れているロビー。
@ENG:

@IDX:23587
@OFF:0x494e
@SPK:
@JPN:　同じ病院なのに、地下とは雲泥の差だ。
@ENG:

@IDX:23589
@OFF:0x49cd
@SPK:［女の声］
@JPN:　おや、よく会うねぇ？
@ENG:

@IDX:23593
@OFF:0x4a9d
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、あなたでしたか……。
@ENG:

@IDX:23595
@OFF:0x4b74
@SPK:［志津江］
@JPN:　ん？　どうしたんだい？　随分元気がないじゃないか。なんかあったのかい？
@ENG:

@IDX:23598
@OFF:0x4bf2
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ、ちょっと……。
@ENG:

@IDX:23600
@OFF:0x4c4d
@SPK:［志津江］
@JPN:　仕事で嫌なことでもあったのかい？　良かったらおばちゃんに話してごらんよ。
@ENG:

@IDX:23603
@OFF:0x4ccd
@SPK:[\protag]
@JPN:　あの、その……。
@ENG:

@IDX:23604
@OFF:0x4d0f
@SPK:
@JPN:　……話せるわけがない。
@ENG:

@IDX:23605
@OFF:0x4d35
@SPK:
@JPN:　死体洗いが夜にずれ込んでしまったなどと、患者に　教えられるわけがない。
@ENG:

@IDX:23606
@OFF:0x4d8b
@SPK:
@JPN:　守秘義務のこともあるし、それ以上に病院で死体の　話なんぞ縁起が悪い。
@ENG:

@IDX:23607
@OFF:0x4ddf
@SPK:
@JPN:　いくら心配されても、話すわけにはいかない。
@ENG:

@IDX:23610
@OFF:0x4e55
@SPK:[\protag]
@JPN:　実は今日、残業することになっちゃって……。
@ENG:

@IDX:23612
@OFF:0x4f3c
@SPK:［志津江］
@JPN:　はは～ん、それでデートに行けなくなっちまったってのかい？
@ENG:

@IDX:23615
@OFF:0x4fac
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いえ、デートってわけじゃないんですけど……。
@ENG:

@IDX:23617
@OFF:0x5023
@SPK:［志津江］
@JPN:　トボける必要ないさね……そういうことなら、あたしからあの子に頼んであげようか？
@ENG:

@IDX:23620
@OFF:0x50a9
@SPK:[\protag]
@JPN:　だ、ダメですよ！　そんなこと。
@ENG:

@IDX:23622
@OFF:0x510e
@SPK:［志津江］
@JPN:　遠慮する必要はないさ。あたしも兄さんには世話んなったんだし、これでおあいこだろ？
@ENG:

@IDX:23625
@OFF:0x5196
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうじゃなくって、え～と……そうだ！　男は仕事して稼いでなんぼでしょ？　プライベートのために仕事を投げ出してたら、格好悪いじゃないですか？
@ENG:

@IDX:23627
@OFF:0x52dd
@SPK:［志津江］
@JPN:　ま、まあ、そうさねぇ……なんか言い訳に聞こえないでもないけど、ようするに……あの子に格好いいトコ見せたいわけだ？
@ENG:

@IDX:23630
@OFF:0x5385
@SPK:[\protag]
@JPN:　まあ、そんなとこです。
@ENG:

@IDX:23632
@OFF:0x5458
@SPK:［志津江］
@JPN:　ふぅん……なら今回は諦めるよ。借りを返すのにいい機会だと思ったんだけどねぇ。
@ENG:

@IDX:23635
@OFF:0x54dc
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕は貸しだなんて思ってないですよ？
@ENG:

@IDX:23637
@OFF:0x5545
@SPK:［志津江］
@JPN:　そうはいかないさ。あたしにも意地があるからねぇ……いつか借りは返すよ。
@ENG:

@IDX:23640
@OFF:0x55c3
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか……じゃあ、その時はお願いします。
@ENG:

@IDX:23642
@OFF:0x5636
@SPK:［志津江］
@JPN:　ああ、期待しといで。じゃあ、あたしは部屋に戻るよ。
@ENG:

@IDX:23645
@OFF:0x56a0
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。ではお大事に。
@ENG:

@IDX:23646
@OFF:0x56f8
@SPK:
@JPN:　なんとか誤魔化せたか……。
@ENG:

@IDX:23647
@OFF:0x5722
@SPK:
@JPN:　死体洗いのことを関係者以外、ましてや患者さんに　話すわけにはいかない。
@ENG:

@IDX:23648
@OFF:0x5788
@SPK:
@JPN:　だが志津江さんのようなおばさんと言葉を交わした　だけでも、仕事の鬱屈を紛らわすことができた。
@ENG:

@IDX:23649
@OFF:0x57f4
@SPK:
@JPN:　人間、長い間人と会話しないでいると気が狂う。
@ENG:

@IDX:23650
@OFF:0x5830
@SPK:
@JPN:　そんな眉唾な話を聞いたことがあるが、今思うと、　案外その通りなのかもしれない。
@ENG:

@IDX:23651
@OFF:0x589a
@SPK:
@JPN:　こうして患者さんたちが発する喧噪の中にいるだけ　でも、少なくとも、仕事場と部屋とを往復するだけ　よりは気が晴れる。
@ENG:

@IDX:23652
@OFF:0x591c
@SPK:
@JPN:　しばらくここでボーッと日常の雑音に包まれるのも　いいかもしれない。
@ENG:

@IDX:23653
@OFF:0x596e
@SPK:
@JPN:　このまま部屋に帰ったところで、どうせ仕事の時間　まで、やることはないのだ。
@ENG:

@IDX:23654
@OFF:0x59c8
@SPK:
@JPN:　受験勉強でもすればいいのだろうが、手につかない　のは目に見えている。
@ENG:

@IDX:23655
@OFF:0x5a2a
@SPK:
@JPN:　それに、食事もしておきたい。
@ENG:

@IDX:23656
@OFF:0x5a56
@SPK:
@JPN:　食欲はあまりないが、ここ２～３日はろくな食事を　していないせいで、どうも疲れやすくなったような　気がする。
@ENG:

@IDX:23657
@OFF:0x5ad0
@SPK:
@JPN:　仕事のあとに食べられないなら、先に摂っておけば　いいのではないか？
@ENG:

@IDX:23658
@OFF:0x5b36
@SPK:
@JPN:ロビーで喧噪に身を委ねる
@ENG:

@IDX:23659
@OFF:0x5b55
@SPK:
@JPN:食堂で食事する
@ENG:

@IDX:23660
@OFF:0x5ba0
@SPK:
@JPN:　このまま、ここで騒がしさに浸るのも悪くない。
@ENG:

@IDX:23661
@OFF:0x5bdc
@SPK:
@JPN:　昨日、一昨日と物言わぬ骸を相手にして、いい加減　静けさにはうんざりしてる。
@ENG:

@IDX:23662
@OFF:0x5c36
@SPK:
@JPN:　たまにはこうして騒がしい声を聞かないと、いずれ　頭がおかしくなってしまう。
@ENG:

@IDX:23664
@OFF:0x5cdb
@SPK:［女の声］
@JPN:　あ……まだこちらにいらしたんですか？
@ENG:

@IDX:23668
@OFF:0x5dbb
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、御堂さん。僕に何かご用ですか？
@ENG:

@IDX:23670
@OFF:0x5e24
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……あの、申し訳ないのですが、急いでお部屋に戻っていただくわけには参りませんでしょうか？
@ENG:

@IDX:23673
@OFF:0x5eb4
@SPK:[\protag]
@JPN:　は？　急にどうしたんですか？
@ENG:

@IDX:23675
@OFF:0x5f15
@SPK:［悠紀］
@JPN:　先程は言い忘れましたが、実は今日、この病院に理事会の方々がお見えになるんです。
@ENG:

@IDX:23678
@OFF:0x5f9b
@SPK:[\protag]
@JPN:　理事が？
@ENG:

@IDX:23680
@OFF:0x5fe8
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい。病院の視察と、経営の打ち合わせだそうで……お昼前に到着される予定になってるんです。
@ENG:

@IDX:23683
@OFF:0x6078
@SPK:[\protag]
@JPN:　視察と打ち合わせ……でも、それと僕がここにいちゃいけない理由と、何か関係があるんですか？
@ENG:

@IDX:23685
@OFF:0x6115
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あの……副院長先生から聞いたんですが、あなたが今の仕事に就かれた経緯というのは……。
@ENG:

@IDX:23688
@OFF:0x61a1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええと、確か……僕が事務局でバイトしてるのが、理事会で問題になったとか……。
@ENG:

@IDX:23690
@OFF:0x6232
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ええ……あなたがまだ病院で働いていることを理事の方が知れば、副院長先生にご迷惑がかかります。ですから……。
@ENG:

@IDX:23693
@OFF:0x62d4
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　でも今の仕事、副院長は『自分が自由にできる仕事だ』って言ってましたよ？　だったら別に……。
@ENG:

@IDX:23695
@OFF:0x6379
@SPK:［悠紀］
@JPN:　関係ないと思います。自分が『辞めさせろ』と言った人間がまだ働いていると知れば……私でしたらいい気持ちはしません。
@ENG:

@IDX:23698
@OFF:0x6421
@SPK:[\protag]
@JPN:　まあ、僕でもそう思う……かな？
@ENG:

@IDX:23700
@OFF:0x6484
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いくら副院長先生に一任されている仕事だからと言っても……いえ、だからこそ余計、副院長先生に反感を持ってしまうのではないでしょうか。
@ENG:

@IDX:23703
@OFF:0x653e
@SPK:[\protag]
@JPN:　言われてみれば確かに……。そうですね、理事にしてみれば、自分を馬鹿にされたような気はするでしょうしね。
@ENG:

@IDX:23705
@OFF:0x665f
@SPK:［悠紀］
@JPN:　分かっていただけましたか？
@ENG:

@IDX:23708
@OFF:0x66b1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ。でも、御堂さんって……。
@ENG:

@IDX:23710
@OFF:0x678a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……？　何でしょう？
@ENG:

@IDX:23713
@OFF:0x67d6
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや……何でもありません。じゃあ、僕は部屋に引き上げることにします。
@ENG:

@IDX:23715
@OFF:0x68d5
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ありがとうございます。理事会の方は夕方にはお帰りになると思いますので、それまでは……。
@ENG:

@IDX:23718
@OFF:0x6963
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。部屋で大人しくしてます。あ、でも仕事の時間は……。
@ENG:

@IDX:23720
@OFF:0x69e0
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それは大丈夫だと思います。たぶん４時ごろにはお帰りになるでしょうから。
@ENG:

@IDX:23723
@OFF:0x6a5e
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか……。
@ENG:

@IDX:23725
@OFF:0x6ab3
@SPK:［悠紀］
@JPN:　では、私はこれで……。
@ENG:

@IDX:23726
@OFF:0x6b0d
@SPK:
@JPN:　最後に軽く会釈して、御堂さんは上に続く階段へと　向かった。
@ENG:

@IDX:23727
@OFF:0x6b67
@SPK:
@JPN:　理事の視察か……。
@ENG:

@IDX:23728
@OFF:0x6b89
@SPK:
@JPN:　確かに、今僕が彼らと顔を合わせるのはまずいかも　しれない。
@ENG:

@IDX:23729
@OFF:0x6bd3
@SPK:
@JPN:　まあ、理事連中が僕の顔を知っているかどうかは、　甚だ疑問ではあるが……。
@ENG:

@IDX:23730
@OFF:0x6c3d
@SPK:
@JPN:　でも、副院長に迷惑がかかる可能性がある以上は、　病院でうろつくのはやめた方がいい。
@ENG:

@IDX:23731
@OFF:0x6c9f
@SPK:
@JPN:　早々に部屋に引き上げることにしよう。
@ENG:

@IDX:23732
@OFF:0x6d98
@SPK:
@JPN:　結局、病院の売店でパンと飲み物を買って、部屋に　帰ってきた。
@ENG:

@IDX:23733
@OFF:0x6de4
@SPK:
@JPN:　味気ないとは思うが、まあ、元々食欲があったわけ　でもない。
@ENG:

@IDX:23734
@OFF:0x6e2e
@SPK:
@JPN:　牛乳でパンを流し込んで、遅めの朝食を済ませる。　
@ENG:

@IDX:23735
@OFF:0x6e7e
@SPK:
@JPN:　そろそろ理事会ご一行が到着している頃だろう。
@ENG:

@IDX:23736
@OFF:0x6eba
@SPK:
@JPN:　僕が事務局の仕事を辞めた元凶である彼らが。
@ENG:

@IDX:23737
@OFF:0x6ef4
@SPK:
@JPN:　そう考えると、腹立たしい気分になってくる。
@ENG:

@IDX:23738
@OFF:0x6f2e
@SPK:
@JPN:　副院長の厚意がなかったら、僕はこの部屋から出て　行かなければならないところだった。
@ENG:

@IDX:23739
@OFF:0x6f9c
@SPK:
@JPN:　恩義あるその彼女に迷惑がかかると思ったからこそ　帰ってきたわけだが、御堂さんに言われなければ、　あのままロビーで鉢合わせしていた。
@ENG:

@IDX:23740
@OFF:0x702e
@SPK:
@JPN:　たぶん、御堂さんは、副院長から言われて僕に注意　をしたのではないだろう。
@ENG:

@IDX:23741
@OFF:0x7086
@SPK:
@JPN:　副院長の立場を案じて気を回した。
@ENG:

@IDX:23742
@OFF:0x70b6
@SPK:
@JPN:　おそらくはそんなところだ。
@ENG:

@IDX:23743
@OFF:0x70e0
@SPK:
@JPN:　さっきも思ったのだが、御堂さんって……。
@ENG:

@IDX:23744
@OFF:0x7126
@SPK:
@JPN:　さすがに口には出さなかったが、上司思いと言うか　……お節介と言うか……。
@ENG:

@IDX:23745
@OFF:0x717e
@SPK:
@JPN:　副院長の人徳もあるのだろうし、御堂さんの職業柄　身についた癖もあるのだろう。
@ENG:

@IDX:23746
@OFF:0x71da
@SPK:
@JPN:　まあ、気のつく女性も悪いものではないが……。
@ENG:

@IDX:23747
@OFF:0x7216
@SPK:
@JPN:　もしかすると、先天的な資質なのかもしれない。
@ENG:

@IDX:23748
@OFF:0x7262
@SPK:
@JPN:　だが、そうだとすると、なぜ僕には素っ気ない態度　を取るのだろうか？
@ENG:

@IDX:23749
@OFF:0x72b4
@SPK:
@JPN:　僕になにか、素っ気なくされるような理由があるの　だろうか？
@ENG:

@IDX:23750
@OFF:0x730c
@SPK:
@JPN:　そんな由無しごとを考えて時を過ごす。
@ENG:

@IDX:23751
@OFF:0x7340
@SPK:
@JPN:　いや、多少の意味はあるかもしれないが……まあ、　何にせよ、今は部屋でじっとしているしかない。
@ENG:

@IDX:23752
@OFF:0x73ac
@SPK:
@JPN:　短くとも、あと７時間以上……。
@ENG:

@IDX:23753
@OFF:0x73da
@SPK:
@JPN:　少しでも早く連絡が来ることを祈りながら、窓辺に　寝転んだ……。
@ENG:

@IDX:23754
@OFF:0x74b2
@SPK:
@JPN:　いくら休んでも、素になるものがなければ、体調は　良くならない。
@ENG:

@IDX:23755
@OFF:0x7500
@SPK:
@JPN:　まずは食事をしてこよう。
@ENG:

@IDX:23756
@OFF:0x75ed
@SPK:
@JPN:　病院の奥、患者は立ち入らない区画にある食堂は、　食事時を外れているからか人がいない。
@ENG:

@IDX:23757
@OFF:0x7651
@SPK:
@JPN:　もっとも、昼休みになってもこんなものだ。
@ENG:

@IDX:23758
@OFF:0x7689
@SPK:
@JPN:　職員専用なのに、看護婦を含めたほとんどの職員が　弁当持参だから……というのがその理由だ。
@ENG:

@IDX:23759
@OFF:0x7701
@SPK:
@JPN:　カウンター越しに日替わり定食を注文し、出てきた　料理を用意しておいたトレーで席に運ぶ。
@ENG:

@IDX:23760
@OFF:0x7767
@SPK:
@JPN:　窓際の、日当たりのよいカウンター席。
@ENG:

@IDX:23761
@OFF:0x779b
@SPK:
@JPN:　一番お気に入りの場所だ。
@ENG:

@IDX:23762
@OFF:0x77d5
@SPK:
@JPN:　今日の定食はアジの干物にひじきの煮つけ、それに　ご飯と味噌汁と漬け物。
@ENG:

@IDX:23763
@OFF:0x782b
@SPK:
@JPN:　僕の好きなものばかりが並んでる。
@ENG:

@IDX:23764
@OFF:0x786b
@SPK:
@JPN:　アジの干物から皮を取り、身をほぐして大根おろし　と一緒に口に運ぶ。
@ENG:

@IDX:23765
@OFF:0x78bd
@SPK:
@JPN:　ほど良く味の染み込んだひじきをご飯と一緒に口に　入れ、よく噛んでから味噌汁で流し込む。
@ENG:

@IDX:23766
@OFF:0x7923
@SPK:
@JPN:　それを交互に繰り返し、時折漬け物で箸を休める。　
@ENG:

@IDX:23767
@OFF:0x7975
@SPK:
@JPN:　やや薄目の味つけだが、祖父母に育てられた僕には　これくらいで丁度いい。
@ENG:

@IDX:23768
@OFF:0x79cb
@SPK:
@JPN:　小一時間ほどで、全て胃の中に収まってしまった。　
@ENG:

@IDX:23770
@OFF:0x7a56
@SPK:［女の声］
@JPN:　これはまた、見事に和食中心のメニューね。
@ENG:

@IDX:23774
@OFF:0x7b3a
@SPK:[\protag]
@JPN:　……副院長。
@ENG:

@IDX:23776
@OFF:0x7b8b
@SPK:［千草］
@JPN:　おはよう……と言うには、ちょっと遅い時間かしら？　今ごろ朝ご飯？
@ENG:

@IDX:23779
@OFF:0x7c03
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ、まあ……副院長も今から食事ですか？
@ENG:

@IDX:23781
@OFF:0x7c70
@SPK:［千草］
@JPN:　いいえ。ちょっと時間が空いたから、病院内を巡回してるの。……と言っても、ただブラブラしてるだけだけど。
@ENG:

@IDX:23784
@OFF:0x7d0e
@SPK:[\protag]
@JPN:　巡回？　ってことは副院長自ら、みんなの仕事振りをチェックして回ってるんですか？　なんだか怖いですね。
@ENG:

@IDX:23786
@OFF:0x7db7
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、怖がる必要なんかないわよ。だってあなた、別に悪いことなんかしてないでしょ？
@ENG:

@IDX:23789
@OFF:0x7e41
@SPK:[\protag]
@JPN:　それもそうですね。
@ENG:

@IDX:23791
@OFF:0x7e98
@SPK:［千草］
@JPN:　それにしてもきれいに食べるわね。干物なんて骨と皮だけしか残ってないじゃない。
@ENG:

@IDX:23794
@OFF:0x7f1c
@SPK:[\protag]
@JPN:　魚、好きなんですよ。皮は、苦手なんですけどね。
@ENG:

@IDX:23796
@OFF:0x7f8f
@SPK:［千草］
@JPN:　そうなの……それでも、珍しいと思うわよ。今の若い人でここまできれいに食べられる人、そうそういないもの。
@ENG:

@IDX:23799
@OFF:0x802d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……どうせ僕は年寄り臭いですよ。
@ENG:

@IDX:23801
@OFF:0x8092
@SPK:［千草］
@JPN:　そんな意味で言ったんじゃないわよ。本当にただ珍しいと思っただけ。どっちかって言うと褒めてるのよ？
@ENG:

@IDX:23802
@OFF:0x8126
@SPK:
@JPN:　こうして話してると、昨夜見たのが幻だったのでは　ないかと思える。
@ENG:

@IDX:23803
@OFF:0x8176
@SPK:
@JPN:　狂ったように手を洗い続ける副院長……。
@ENG:

@IDX:23804
@OFF:0x81ac
@SPK:
@JPN:　……記憶にある姿は、目の前にいる女性とあまりに　かけ離れている。
@ENG:

@IDX:23806
@OFF:0x8245
@SPK:［千草］
@JPN:　どうしたの？　私の顔に何かついてる？
@ENG:

@IDX:23809
@OFF:0x82a1
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、いいえ……その……。
@ENG:

@IDX:23811
@OFF:0x82fe
@SPK:［千草］
@JPN:　フフ、おかしな子……あなた、もう部屋に戻るの？
@ENG:

@IDX:23814
@OFF:0x8364
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　いいえ……もう少し病院にいようかと……。
@ENG:

@IDX:23816
@OFF:0x83d7
@SPK:［千草］
@JPN:　そう？　……なら丁度いいわ。お昼に会食の予定が入ってるんだけど、それまで暇なのよ……良かったら少しつき合わない？
@ENG:

@IDX:23819
@OFF:0x847f
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ、構いませんが……。
@ENG:

@IDX:23821
@OFF:0x84dc
@SPK:［千草］
@JPN:　ありがとう。じゃあ、私の部屋に行きましょうか。
@ENG:

@IDX:23823
@OFF:0x867a
@SPK:［千草］
@JPN:　いらっしゃい……というのも変ね。ケーキあるけど、食べる？
@ENG:

@IDX:23826
@OFF:0x86ea
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ、さっき食事したばかりですから。
@ENG:

@IDX:23828
@OFF:0x8753
@SPK:［千草］
@JPN:　そう？　じゃあ、あとで持って帰ってくれる？　ここにあっても誰も食べないから。
@ENG:

@IDX:23831
@OFF:0x87d7
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。ありがとうございます。
@ENG:

@IDX:23832
@OFF:0x8825
@SPK:
@JPN:　ここに来るまでの間、すれ違う人たちから注目され　続けていた。
@ENG:

@IDX:23833
@OFF:0x8871
@SPK:
@JPN:　副院長と並んで歩けば、無理もないだろう。
@ENG:

@IDX:23834
@OFF:0x88a9
@SPK:
@JPN:　美人の女医と、冴えない男の組み合わせ。
@ENG:

@IDX:23835
@OFF:0x88df
@SPK:
@JPN:　特に男性の視線は、これから僕たちが何をするのか　勘繰っているようにすら見えた。
@ENG:

@IDX:23836
@OFF:0x894d
@SPK:
@JPN:　だが、これから何をしようと言うのか、僕にもよく　分かっていない。
@ENG:

@IDX:23837
@OFF:0x899d
@SPK:
@JPN:　暇だからつき合えと言われても、気の利いた話など　できない。
@ENG:

@IDX:23838
@OFF:0x89e7
@SPK:
@JPN:　逆に退屈させるだけなのではないか？
@ENG:

@IDX:23840
@OFF:0x8a6d
@SPK:［千草］
@JPN:　ねえ……急に黙っちゃって、どうしたの？
@ENG:

@IDX:23843
@OFF:0x8acb
@SPK:[\protag]
@JPN:　あの、こんな時に何を話せばいいのか分からなくて……。
@ENG:

@IDX:23845
@OFF:0x8b44
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、そんなに緊張しなくていいのよ。別に特別な話をする必要なんてないんだから。もっと自然に、そうね……例えば、今私を見ていた理由とか。
@ENG:

@IDX:23848
@OFF:0x8c04
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　あ、その、理由は特に……。
@ENG:

@IDX:23850
@OFF:0x8c69
@SPK:［千草］
@JPN:　じゃあ……私に誘われて、何をすると思った？
@ENG:

@IDX:23853
@OFF:0x8ccb
@SPK:[\protag]
@JPN:　で、ですから、話し相手に……。
@ENG:

@IDX:23855
@OFF:0x8d2e
@SPK:［千草］
@JPN:　話をするためだけに、わざわざ部屋に招くと思う？　話をするだけなら食堂でも良かったのよ？
@ENG:

@IDX:23858
@OFF:0x8ecc
@SPK:[\protag]
@JPN:　な、何を……！？
@ENG:

@IDX:23860
@OFF:0x8f21
@SPK:［千草］
@JPN:　ねえ……ここに招いた理由って、何だと思う？
@ENG:

@IDX:23863
@OFF:0x8f83
@SPK:[\protag]
@JPN:　わ、分かりません……。
@ENG:

@IDX:23865
@OFF:0x8fde
@SPK:［千草］
@JPN:　分からないなら考えなさい？
@ENG:

@IDX:23866
@OFF:0x9024
@SPK:
@JPN:二人きりになりたかったから？
@ENG:

@IDX:23867
@OFF:0x9047
@SPK:
@JPN:僕なら安全だと思ったから？
@ENG:

@IDX:23870
@OFF:0x90d4
@SPK:[\protag]
@JPN:　か、かなり自意識過剰かもしれませんが……。
@ENG:

@IDX:23872
@OFF:0x9143
@SPK:［千草］
@JPN:　なに？　言ってごらんなさい。
@ENG:

@IDX:23875
@OFF:0x9197
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕と二人きりになりたかったから……ですか？
@ENG:

@IDX:23876
@OFF:0x91f9
@SPK:
@JPN:　こんなことまでされれば、他の答えなど出ない。
@ENG:

@IDX:23877
@OFF:0x9235
@SPK:
@JPN:　だが僕が出した答えに、副院長は何も言わず微笑み　続ける。
@ENG:

@IDX:23878
@OFF:0x927d
@SPK:
@JPN:　ひょっとして、本当に自意識過剰だったか？
@ENG:

@IDX:23881
@OFF:0x92f1
@SPK:[\protag]
@JPN:　あの……ハズレですか？
@ENG:

@IDX:23883
@OFF:0x934c
@SPK:［千草］
@JPN:　いいえ、当たりよ……ちょっとニュアンスは違うけど。
@ENG:

@IDX:23886
@OFF:0x93b6
@SPK:[\protag]
@JPN:　ニュアンスが違う？　どういうことです？
@ENG:

@IDX:23888
@OFF:0x9421
@SPK:［千草］
@JPN:　あなたをここに招いたのは、二人っきりでやりたいことがあるから……。ね？　ちょっと違うでしょう？
@ENG:

@IDX:23891
@OFF:0x94b7
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、あの、副院長……そんなにくっついたら、胸が……。
@ENG:

@IDX:23893
@OFF:0x9530
@SPK:［千草］
@JPN:　胸がなに？　胸が当たって気持ちいいの？
@ENG:

@IDX:23896
@OFF:0x958e
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いや……その……。
@ENG:

@IDX:23898
@OFF:0x95e9
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、はっきり言ってごらんなさい。ほら、こうすると……どんな感じ？
@ENG:

@IDX:23901
@OFF:0x9665
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、あうぅぅぅぅ。
@ENG:

@IDX:23903
@OFF:0x96bc
@SPK:［千草］
@JPN:　なに？　まだ素直になれないの？　もう、しょうがない子ね。それじゃあ、もう１回。
@ENG:

@IDX:23906
@OFF:0x9742
@SPK:[\protag]
@JPN:　あうっ！　そ、そうです！　胸が当たって気持ちイイです！　だ、だから……。
@ENG:

@IDX:23908
@OFF:0x97cf
@SPK:［千草］
@JPN:　気持ちよくて勃起しそう？　ペニス、ビンビンになっちゃう？
@ENG:

@IDX:23909
@OFF:0x983b
@SPK:
@JPN:　勃起……ペニス……。
@ENG:

@IDX:23910
@OFF:0x985f
@SPK:
@JPN:　秀麗な唇から卑猥な単語が紡がれる様は、言葉通り　下半身に血液を集中させる。
@ENG:

@IDX:23911
@OFF:0x98b9
@SPK:
@JPN:　その間も副院長は身体を押しつけ、挟まれた乳房が　上に押し出される。
@ENG:

@IDX:23914
@OFF:0x9947
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふ、副院長、僕も男なんですよ？　こんなことされたら……。
@ENG:

@IDX:23916
@OFF:0x99c4
@SPK:［千草］
@JPN:　男だから何？　勃起したペニスで私を犯すの？
@ENG:

@IDX:23919
@OFF:0x9a26
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、それは……。
@ENG:

@IDX:23921
@OFF:0x9a7b
@SPK:［千草］
@JPN:　言わなかったかしら……二人きりでやりたいことがあるって。でも私は女だから『犯られたい』かしら？
@ENG:

@IDX:23924
@OFF:0x9b11
@SPK:[\protag]
@JPN:　犯られたいって……。
@ENG:

@IDX:23926
@OFF:0x9b6a
@SPK:［千草］
@JPN:　分かった？　私が何を求めてるのか？
@ENG:

@IDX:23929
@OFF:0x9bc4
@SPK:[\protag]
@JPN:　で、でも……そんな……。
@ENG:

@IDX:23931
@OFF:0x9c21
@SPK:［千草］
@JPN:　本当は犯られたかったんだけど、あなたにはまだ無理みたいね……。それじゃあ、私に任せてちょうだい。
@ENG:

@IDX:23934
@OFF:0x9cb9
@SPK:[\protag]
@JPN:　な、何を……！
@ENG:

@IDX:23936
@OFF:0x9d63
@SPK:［千草］
@JPN:　……フフフ、久しぶりのペニスの味……。あぁ、若い牡の匂い……素敵よ、あなたの……。
@ENG:

@IDX:23939
@OFF:0x9e90
@SPK:[\protag]
@JPN:　や、やめてください！　こんな真っ昼間から……。
@ENG:

@IDX:23941
@OFF:0x9f03
@SPK:［千草］
@JPN:　やめろ、ですって？　無理なんかしなくていいのよ……本当はしゃぶって欲しいんでしょ？　ザーメン飲んで欲しいんでしょ？
@ENG:

@IDX:23944
@OFF:0x9fad
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんな……こと……。
@ENG:

@IDX:23946
@OFF:0xa00a
@SPK:［千草］
@JPN:　そんなことない？　ウソよ……あなたは嘘をついてるわ。本当は、こんな風に……。
@ENG:

@IDX:23949
@OFF:0xa14a
@SPK:[\protag]
@JPN:　うあっ……はうっ……。
@ENG:

@IDX:23951
@OFF:0xa1a5
@SPK:［千草］
@JPN:　……ジュプ、ジュル……ん、ん、ん……ジュル、チュバ……。
@ENG:

@IDX:23954
@OFF:0xa215
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ……クッ……あぁ！
@ENG:

@IDX:23956
@OFF:0xa307
@SPK:［千草］
@JPN:　……こんな風にされたいんでしょ？　いいのよ、してあげても……ただし、ちゃんと言えたらね……。
@ENG:

@IDX:23959
@OFF:0xa39b
@SPK:[\protag]
@JPN:　はぁ、はぁ、はぁ……。
@ENG:

@IDX:23961
@OFF:0xa3f6
@SPK:［千草］
@JPN:　気持ちよかったんでしょう？　さあ、ちゃんと言いなさい……『副院長先生のお口でイカせてください』……って。
@ENG:

@IDX:23964
@OFF:0xa496
@SPK:[\protag]
@JPN:　ぼ……僕は……。
@ENG:

@IDX:23966
@OFF:0xa4eb
@SPK:［千草］
@JPN:　僕は、なに？
@ENG:

@IDX:23969
@OFF:0xa52f
@SPK:[\protag]
@JPN:　……して、欲しい……です……。
@ENG:

@IDX:23971
@OFF:0xa592
@SPK:［千草］
@JPN:　フフ、全然違うけど……まあいいわ。お望み通り、私のお口でイカせてあげる……。
@ENG:

@IDX:23974
@OFF:0xa64b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕なら安全だろうと思ったからですか？
@ENG:

@IDX:23976
@OFF:0xa77a
@SPK:［千草］
@JPN:　……そうね。確かに、あなたなら安全だわ。つまらないくらいにね……。
@ENG:

@IDX:23979
@OFF:0xa7f4
@SPK:[\protag]
@JPN:　すみません。今は身体の調子がおかしいので……。
@ENG:

@IDX:23981
@OFF:0xa988
@SPK:［千草］
@JPN:　そう？　なら部屋に帰ったら？　あとは適当に時間を潰すわ。
@ENG:

@IDX:23984
@OFF:0xa9f8
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。では、失礼します。
@ENG:

@IDX:23985
@OFF:0xaaeb
@SPK:
@JPN:　……なぜあんなことを言ったのだろう？
@ENG:

@IDX:23986
@OFF:0xab1f
@SPK:
@JPN:　あの状況だ……副院長が誘っているのは疑いようも　なかった。
@ENG:

@IDX:23987
@OFF:0xab69
@SPK:
@JPN:　もしかしたら、童貞を捨てるチャンスだったのかも　しれない。
@ENG:

@IDX:23988
@OFF:0xabb3
@SPK:
@JPN:　なのになぜ……。
@ENG:

@IDX:23989
@OFF:0xabe3
@SPK:
@JPN:　……理由は分からない。
@ENG:

@IDX:23990
@OFF:0xac09
@SPK:
@JPN:　だが僕の中の何かが、危険だと囁いた。
@ENG:

@IDX:23991
@OFF:0xac3d
@SPK:
@JPN:　その囁きに従った結果がこれ……。
@ENG:

@IDX:23992
@OFF:0xac6d
@SPK:
@JPN:　副院長を怒らせてしまったかもしれない。
@ENG:

@IDX:23993
@OFF:0xacb5
@SPK:
@JPN:　この上、病院に残ってるのを副院長に見られたら、　彼女の怒りに油を注ぐ結果になりかねない。
@ENG:

@IDX:23994
@OFF:0xad1d
@SPK:
@JPN:　仕方がない……部屋に帰って休もう。
@ENG:

@IDX:23995
@OFF:0xae06
@SPK:
@JPN:　ロビーは相変わらず混雑していた。
@ENG:

@IDX:23996
@OFF:0xae36
@SPK:
@JPN:　失ってしまった日常を、喧噪が取り戻させてくれる　……そんな錯覚を起こして、僕は一瞬立ち尽くして　しまった。
@ENG:

@IDX:23997
@OFF:0xaeb0
@SPK:
@JPN:　立ち去りがたい気はしたが、副院長にこんなところ　を見られたら、彼女を不快にさせるだけだろう。
@ENG:

@IDX:23998
@OFF:0xaf1c
@SPK:
@JPN:　一つため息をつくと、後ろ髪引かれる思いで外へと　足を向ける。
@ENG:

@IDX:24000
@OFF:0xafb3
@SPK:［女の声］
@JPN:　あれ？　今日はよく会うわね。こんなところで何してるの？
@ENG:

@IDX:24003
@OFF:0xb095
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　あ、真田さん。いや、部屋に戻ろうかと……。
@ENG:

@IDX:24005
@OFF:0xb10c
@SPK:［美和子］
@JPN:　じゃあ、いまは暇なのね？　それなら、悪いんだけどちょっと手伝ってもらえないかな？
@ENG:

@IDX:24006
@OFF:0xb190
@SPK:
@JPN:　そう言う真田さんを見ると、彼女の手には蛍光灯が　握られている。
@ENG:

@IDX:24007
@OFF:0xb1de
@SPK:
@JPN:　そうだ……事務局ではこんな雑用も仕事だった。
@ENG:

@IDX:24008
@OFF:0xb21a
@SPK:
@JPN:　僕もほんの数日前まで、書類運びや備品の補充など　事務局で雑務をしていたのを思い出した。
@ENG:

@IDX:24009
@OFF:0xb292
@SPK:
@JPN:　……少しくらいならいいか。
@ENG:

@IDX:24010
@OFF:0xb2bc
@SPK:
@JPN:　副院長に見られても、蛍光灯の交換を手伝っていた　のなら言い訳は立つ。
@ENG:

@IDX:24013
@OFF:0xb34c
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいですよ、蛍光灯の交換ですよね？
@ENG:

@IDX:24015
@OFF:0xb3b5
@SPK:［美和子］
@JPN:　本当？　ありがとう、助かるわ。バイト君がいなくなってから男手が足りなくなっちゃって……。
@ENG:

@IDX:24018
@OFF:0xb445
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ行きましょうか。
@ENG:

@IDX:24019
@OFF:0xb4e6
@SPK:
@JPN:　まず倉庫に脚立を取りに行った。
@ENG:

@IDX:24020
@OFF:0xb514
@SPK:
@JPN:　生憎、大きな脚立しかなかったが、男の僕にとって　そう重いものではない。
@ENG:

@IDX:24021
@OFF:0xb56a
@SPK:
@JPN:　脚立を担ぐ僕に、真田さんは感謝の微笑みを返して　くれた。
@ENG:

@IDX:24022
@OFF:0xb61a
@SPK:
@JPN:　階段を上がり、目的の場所に着く。
@ENG:

@IDX:24023
@OFF:0xb64a
@SPK:
@JPN:　昼間なのでそれほど分からないが、確かに１本だけ　蛍光灯が消えている。
@ENG:

@IDX:24025
@OFF:0xb74f
@SPK:［美和子］
@JPN:　それじゃ、ちゃっちゃとやっちゃおうか。
@ENG:

@IDX:24028
@OFF:0xb7ad
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですね。
@ENG:

@IDX:24029
@OFF:0xb7fd
@SPK:
@JPN:　切れた蛍光灯の下に脚立を立てる。
@ENG:

@IDX:24030
@OFF:0xb82d
@SPK:
@JPN:　カタカタと揺さぶって傾いていないか確かめる。
@ENG:

@IDX:24031
@OFF:0xb869
@SPK:
@JPN:　安全を確認して上ろうとすると……。
@ENG:

@IDX:24033
@OFF:0xb96d
@SPK:［美和子］
@JPN:　そのまま押さえててね。すぐに換えちゃうから。
@ENG:

@IDX:24036
@OFF:0xb9d1
@SPK:[\protag]
@JPN:　は、はい……。
@ENG:

@IDX:24037
@OFF:0xba11
@SPK:
@JPN:　僕が上がるつもりだったが、いつの間にか真田さん　が脚立に足をかけていた。
@ENG:

@IDX:24038
@OFF:0xba69
@SPK:
@JPN:　もっとも真田さんの方が軽いから、彼女が上って僕　が支えるというのは理に適っている。
@ENG:

@IDX:24039
@OFF:0xbacb
@SPK:
@JPN:　しっかりと両手で脚立を支え、真田さんの方に視線　を向けた。
@ENG:

@IDX:24040
@OFF:0xbb25
@SPK:
@JPN:　真田さんは、脚立の途中に足をかけたまま蛍光灯を　換えていた。
@ENG:

@IDX:24041
@OFF:0xbb71
@SPK:
@JPN:　脚立が大きくて、一番上まで上る必要がなかったん　だろう。
@ENG:

@IDX:24042
@OFF:0xbbb9
@SPK:
@JPN:　……って、そんな格好したら下着が……。
@ENG:

@IDX:24044
@OFF:0xbc3a
@SPK:［美和子］
@JPN:　よっと、切れてる蛍光灯を外してっと……。ねえ、平気？
@ENG:

@IDX:24047
@OFF:0xbca6
@SPK:[\protag]
@JPN:　え、あっ、大丈夫です。
@ENG:

@IDX:24049
@OFF:0xbd03
@SPK:［美和子］
@JPN:　もうちょっとだから、頑張ってね。
@ENG:

@IDX:24052
@OFF:0xbd5b
@SPK:[\protag]
@JPN:　は、はい。
@ENG:

@IDX:24053
@OFF:0xbd9b
@SPK:
@JPN:　太ももの間にチラチラと見え隠れする白い物体。
@ENG:

@IDX:24054
@OFF:0xbdd7
@SPK:
@JPN:　脚立を支える手にじっとりと汗が滲んでくる。
@ENG:

@IDX:24055
@OFF:0xbe21
@SPK:
@JPN:　だめだ、見ちゃだめだ。
@ENG:

@IDX:24056
@OFF:0xbe47
@SPK:
@JPN:　必死で自分に言い聞かせようとしても、どうしても　目が引き寄せられてしまう。
@ENG:

@IDX:24057
@OFF:0xbea1
@SPK:
@JPN:　……意志がこんなに弱かったとは、今まで思っても　みなかった。
@ENG:

@IDX:24059
@OFF:0xbf38
@SPK:［美和子］
@JPN:　はい、終了。下りるからしっかり押さえててね。
@ENG:

@IDX:24062
@OFF:0xbf9c
@SPK:[\protag]
@JPN:　わ、分かりました。
@ENG:

@IDX:24064
@OFF:0xc112
@SPK:［美和子］
@JPN:　手伝ってくれてありがとう。
@ENG:

@IDX:24067
@OFF:0xc164
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いえ。別に大したことしてませんから。
@ENG:

@IDX:24069
@OFF:0xc249
@SPK:［美和子］
@JPN:　ん？　どうしたの、なんか顔が赤いけど……？
@ENG:

@IDX:24072
@OFF:0xc2ab
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんなことありませんよ！　それじゃあ、僕これで……！
@ENG:

@IDX:24074
@OFF:0xc381
@SPK:［美和子］
@JPN:　あ！　ちょっと！　バイト君！！
@ENG:

@IDX:24075
@OFF:0xc429
@SPK:
@JPN:　はあ、はあ、はあ……。
@ENG:

@IDX:24076
@OFF:0xc44f
@SPK:
@JPN:　まだ顔が火照っている。
@ENG:

@IDX:24077
@OFF:0xc475
@SPK:
@JPN:　気恥ずかしくて、真田さんの顔をまともに見ること　ができなかった。
@ENG:

@IDX:24078
@OFF:0xc4c5
@SPK:
@JPN:　真田さん、変に思っただろうな。
@ENG:

@IDX:24080
@OFF:0xc513
@SPK:　思わず逃げて
@JPN:…
@ENG:

@IDX:24081
@OFF:0xc521
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:24082
@OFF:0xc543
@SPK:
@JPN:あっ！　脚立片づけるの忘れた！　
@ENG:

@IDX:24083
@OFF:0xc60e
@SPK:
@JPN:　それでも、副院長の誘いは断れなかった。
@ENG:

@IDX:24084
@OFF:0xc644
@SPK:
@JPN:　昨日と同じことを……もしかしたらもっと凄いこと　をしてもらえるのではないか？
@ENG:

@IDX:24085
@OFF:0xc6a0
@SPK:
@JPN:　そんな期待が昨日の恥ずかしさを圧倒し、ここまで　ついてこさせた。
@ENG:

@IDX:24087
@OFF:0xc739
@SPK:［千草］
@JPN:　どうしたの？　急にニヤニヤして……変な子ね？
@ENG:

@IDX:24090
@OFF:0xc79d
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　あ、すみません……。
@ENG:

@IDX:24092
@OFF:0xc872
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、そんなに硬くならなくてもいいわ。それとも、昨日のことを思い出してるの？
@ENG:

@IDX:24095
@OFF:0xc8f8
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ……はい。
@ENG:

@IDX:24097
@OFF:0xc949
@SPK:［千草］
@JPN:　正直なのね。で？　昨日と同じでいいのかしら？
@ENG:

@IDX:24100
@OFF:0xc9ad
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、それは……。
@ENG:

@IDX:24102
@OFF:0xca02
@SPK:［千草］
@JPN:　嫌よね……男だったら、手でイカされるなんて……。
@ENG:

@IDX:24105
@OFF:0xca6a
@SPK:[\protag]
@JPN:　は、はい……できれば、その……。
@ENG:

@IDX:24107
@OFF:0xcacf
@SPK:［千草］
@JPN:　したいのね？　セックス……当然よね？　私のナカに入れて、イキたいんでしょう？
@ENG:

@IDX:24110
@OFF:0xcb53
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、あの……い、いいですか？
@ENG:

@IDX:24112
@OFF:0xcc2e
@SPK:［千草］
@JPN:　ダメよ。私、今アレの最中だもの。
@ENG:

@IDX:24115
@OFF:0xcc86
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんな！　いまさらダメだって言われても……。
@ENG:

@IDX:24117
@OFF:0xcd71
@SPK:［千草］
@JPN:　慌てないの。セックスはダメだけど、その代わり……。
@ENG:

@IDX:24121
@OFF:0xcefd
@SPK:[\protag]
@JPN:……そ、そんな急に……。
@ENG:

@IDX:24123
@OFF:0xcf58
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……今日は口でしてあげるわ。どう？　手よりはずっといいでしょう？
@ENG:

@IDX:24124
@OFF:0xcffb
@SPK:
@JPN:　副院長に、口でしてもらう……。
@ENG:

@IDX:24125
@OFF:0xd029
@SPK:
@JPN:　その誘惑を前に、抗うことなどできなかった。
@ENG:

@IDX:24126
@OFF:0xd063
@SPK:
@JPN:　肉棒を手にした副院長の顔に、してやったりとでも　言いたげな笑みが浮かぶ。
@ENG:

@IDX:24128
@OFF:0xd104
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、すごくキツイにおい……それに、こんなに硬い……。
@ENG:

@IDX:24131
@OFF:0xd174
@SPK:[\protag]
@JPN:　あの、早く……。
@ENG:

@IDX:24133
@OFF:0xd1c9
@SPK:［千草］
@JPN:　そんなに慌てないの。こういう時は、最初はキスから……。
@ENG:

@IDX:24136
@OFF:0xd237
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　キスって……だって今、舐めてませんでしたか？
@ENG:

@IDX:24138
@OFF:0xd2ae
@SPK:［千草］
@JPN:　ええ、舐めたわよ？　それがどうかした？
@ENG:

@IDX:24141
@OFF:0xd30c
@SPK:[\protag]
@JPN:　だって、それじゃ……。
@ENG:

@IDX:24143
@OFF:0xd367
@SPK:［千草］
@JPN:　そうね、間接フェラになっちゃうかもね……何？　そんなに嫌がるほど汚いモノを私にしゃぶらせるの？
@ENG:

@IDX:24146
@OFF:0xd3fd
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ、でも……。
@ENG:

@IDX:24148
@OFF:0xd452
@SPK:［千草］
@JPN:　気にしないの……自分のモノでしょ？
@ENG:

@IDX:24151
@OFF:0xd4ac
@SPK:[\protag]
@JPN:　気にしないって、そんな簡単には……ムグッ！？
@ENG:

@IDX:24152
@OFF:0xd55f
@SPK:
@JPN:　最後まで言い終えることなく副院長に唇を塞がれて　しまった。
@ENG:

@IDX:24153
@OFF:0xd5a9
@SPK:
@JPN:　直前まで肉棒を舐めていた舌が、口内を蹂躙する。　
@ENG:

@IDX:24154
@OFF:0xd5f9
@SPK:
@JPN:　別に味もにおいもない。
@ENG:

@IDX:24155
@OFF:0xd61f
@SPK:
@JPN:　だが、直後に流れ込んできた唾液は違った。
@ENG:

@IDX:24156
@OFF:0xd657
@SPK:
@JPN:　苦くて酸っぱくて……。
@ENG:

@IDX:24157
@OFF:0xd67d
@SPK:
@JPN:　どう表現していいか分からないが、とにかく不快な　味が、口一杯に広がる。
@ENG:

@IDX:24159
@OFF:0xd7a3
@SPK:［千草］
@JPN:　何だか無理やり唇を奪ったみたい……妙な気分だわ。
@ENG:

@IDX:24162
@OFF:0xd816
@SPK:[\protag]
@JPN:　ゴホッ！　ゴホッ！　い、一体何を飲ませたんですか？
@ENG:

@IDX:24164
@OFF:0xd88d
@SPK:［千草］
@JPN:　ちょっとした精神安定剤よ。大丈夫、依存性はないから。
@ENG:

@IDX:24167
@OFF:0xd909
@SPK:[\protag]
@JPN:　ゴホッ！　ゴホッ！　ま、またですか？　今度は一体何の薬を飲ませたんですか？
@ENG:

@IDX:24169
@OFF:0xd998
@SPK:［千草］
@JPN:　昨日のと同じよ……精神安定剤。大丈夫、依存性はないから。
@ENG:

@IDX:24172
@OFF:0xda08
@SPK:[\protag]
@JPN:　精神安定剤って、過度の興奮を抑えるために飲ませる薬ですよね？　なんでそんなものを……。
@ENG:

@IDX:24174
@OFF:0xdaa3
@SPK:［千草］
@JPN:　ペニスをこんなに硬くしちゃって、自分は興奮してないとでも言うつもり？　これ以上興奮されたら、口に含んだだけで終わってしまいそうだわ。
@ENG:

@IDX:24177
@OFF:0xdb5f
@SPK:[\protag]
@JPN:　だからって……。
@ENG:

@IDX:24179
@OFF:0xdbb4
@SPK:［千草］
@JPN:　私はね、少しでも長く楽しみたいの……いいでしょう？　身体には影響ないから。
@ENG:

@IDX:24182
@OFF:0xdc36
@SPK:[\protag]
@JPN:　う……わ、分かりました。
@ENG:

@IDX:24184
@OFF:0xdc93
@SPK:［千草］
@JPN:　納得したみたいね。じゃあ、早速始めようかしら……。
@ENG:

@IDX:24186
@OFF:0xddc6
@SPK:［千草］
@JPN:　ングッ、んん……ジュル、ジュプ……んふっ、ん、ん……。
@ENG:

@IDX:24187
@OFF:0xde34
@SPK:
@JPN:　副院長は顔を股間に埋め、口淫を開始した。
@ENG:

@IDX:24188
@OFF:0xde7e
@SPK:
@JPN:　先端部にチュッとキスをしたかと思うと、パクッと　亀頭部分だけを口に含む。
@ENG:

@IDX:24189
@OFF:0xded6
@SPK:
@JPN:　含んだ亀頭を舌で丹念に愛撫する。
@ENG:

@IDX:24190
@OFF:0xdf16
@SPK:
@JPN:　強烈な感覚に思わず腰を引いてしまい、副院長の口　から亀頭を抜け出させてしまった。
@ENG:

@IDX:24191
@OFF:0xdf76
@SPK:
@JPN:　副院長は、クスッと笑うと亀頭の先端をチロチロと　舌で刺激し始めた。
@ENG:

@IDX:24192
@OFF:0xdfd8
@SPK:
@JPN:　そのこそばゆい感覚が亀頭の先から身体全体に伝染　していき、震えるような快感が全身を包みこむ。
@ENG:

@IDX:24193
@OFF:0xe044
@SPK:
@JPN:　思わず声を出してしまう。
@ENG:

@IDX:24194
@OFF:0xe06c
@SPK:
@JPN:　そんな僕を満足そうに副院長は見上げて、柔らかい　掌全体で僕の肉棒を包んでくれる。
@ENG:

@IDX:24195
@OFF:0xe0dc
@SPK:
@JPN:　シュルシュルと肉棒をしごきながら、袋をヤワヤワ　と揉む。
@ENG:

@IDX:24196
@OFF:0xe124
@SPK:
@JPN:　妖艶な笑みで僕を見上げ、『気持ちいい？』と視線　で聞いてくる。
@ENG:

@IDX:24197
@OFF:0xe184
@SPK:
@JPN:　僕はコクコクと、壊れた人形のように頭を振る。
@ENG:

@IDX:24198
@OFF:0xe1c0
@SPK:
@JPN:　あまりの快感に、頭の回線が焼き切れそうになって　いる。
@ENG:

@IDX:24199
@OFF:0xe216
@SPK:
@JPN:　副院長は再び亀頭を口に含み、舌での猛烈な責めを　再開した。
@ENG:

@IDX:24200
@OFF:0xe260
@SPK:
@JPN:　休むことなく舌は動き、口内に含んだ異物を激しく　刺激し続けた。
@ENG:

@IDX:24203
@OFF:0xe2ea
@SPK:[\protag]
@JPN:　き、気持ちいい、です……凄く……。
@ENG:

@IDX:24205
@OFF:0xe351
@SPK:［千草］
@JPN:　うんぅ、ううぅ……んぐっ、んん…………あふっ、んぅ……。
@ENG:

@IDX:24207
@OFF:0xe3ce
@SPK:［千草］
@JPN:　ふぅぅぅぅ…………はぁ、あむぅ……ジュル、ズズズッ……。
@ENG:

@IDX:24210
@OFF:0xe43e
@SPK:[\protag]
@JPN:　いま……！　いまの、凄くイイ……。
@ENG:

@IDX:24212
@OFF:0xe4a5
@SPK:［千草］
@JPN:　んん……ほう？　ズズッ、ジュルゥ……んく……んふぅ……。
@ENG:

@IDX:24213
@OFF:0xe511
@SPK:
@JPN:　副院長の強烈なバキューム。
@ENG:

@IDX:24214
@OFF:0xe53b
@SPK:
@JPN:　尿道から全てが吸い出されそうな感覚。
@ENG:

@IDX:24215
@OFF:0xe56f
@SPK:
@JPN:　ややもすると、射精ではなく失禁してしまうのでは　ないか……そんな感覚に襲われる。
@ENG:

@IDX:24218
@OFF:0xe60b
@SPK:[\protag]
@JPN:　う、うわぁぁぁ……。す、凄過ぎます、そ、それ以上されたら……僕。
@ENG:

@IDX:24220
@OFF:0xe690
@SPK:［千草］
@JPN:　んふふふ……じゃあ今度はこうしてあげる……んく……んくぅ……んく……。
@ENG:

@IDX:24221
@OFF:0xe70c
@SPK:
@JPN:　副院長は肉棒全体を口に収め始めた。
@ENG:

@IDX:24222
@OFF:0xe73e
@SPK:
@JPN:　ズブズブと音を立てそうな勢いで、肉棒は副院長の　口内に消えていく。
@ENG:

@IDX:24223
@OFF:0xe7a0
@SPK:
@JPN:　副院長の顔が僕の腰にくっつきそうなほど接近し、　肉棒の先端がトンと何かに触れた。
@ENG:

@IDX:24224
@OFF:0xe800
@SPK:
@JPN:　すると、その付近の部分が急にギュッと収縮して、　亀頭を締め上げ始める。
@ENG:

@IDX:24225
@OFF:0xe866
@SPK:
@JPN:　副院長は潤んだ瞳で僕を見上げる。
@ENG:

@IDX:24226
@OFF:0xe896
@SPK:
@JPN:　その時気づいた。
@ENG:

@IDX:24227
@OFF:0xe8b6
@SPK:
@JPN:　僕の亀頭を締め上げるこの動き。
@ENG:

@IDX:24228
@OFF:0xe8e4
@SPK:
@JPN:　これは副院長の喉がえずく動きだ。
@ENG:

@IDX:24229
@OFF:0xe924
@SPK:
@JPN:　そうして何度か、喉奥で僕の亀頭を揉むと、今度は　肉棒を吐き出し始める。
@ENG:

@IDX:24230
@OFF:0xe97a
@SPK:
@JPN:　唾液でテラテラと光る肉棒が、副院長の口から次々　と吐き出されていく。
@ENG:

@IDX:24231
@OFF:0xe9ce
@SPK:
@JPN:　亀頭の括れまで吐き出すと、再び呑み込み始める。　
@ENG:

@IDX:24232
@OFF:0xea20
@SPK:
@JPN:　その動きは、段々スピードアップしていく。
@ENG:

@IDX:24233
@OFF:0xea58
@SPK:
@JPN:　ジュブジュブといやらしい音を立てて、副院長の口　を出入りする肉棒。
@ENG:

@IDX:24234
@OFF:0xeaba
@SPK:
@JPN:　しばらくその動きを続けると、今度は肉棒を完全に　吐き出し、手でシュルシュルと擦り始めた。
@ENG:

@IDX:24235
@OFF:0xeb22
@SPK:
@JPN:　さすがに、いつまでもあんな激しいピストン運動を　続けることはできないのだろう。
@ENG:

@IDX:24236
@OFF:0xeb90
@SPK:
@JPN:　肉棒を擦りながら、潤んだ瞳で僕を見上げ、妖しい　笑みを浮かべる。
@ENG:

@IDX:24237
@OFF:0xebe0
@SPK:
@JPN:　その表情と、前髪をうるさそうに掻き上げる仕草が　相まって、堪らなく色っぽく見える。
@ENG:

@IDX:24238
@OFF:0xec52
@SPK:
@JPN:　先程までの快感とは別種の快感が、腰の奥から湧き　上がって来るような感じがする。
@ENG:

@IDX:24239
@OFF:0xecb0
@SPK:
@JPN:　時折舌で先端を舐め、唇で肉棒を横から挟み込んで　前後に擦りあげる。
@ENG:

@IDX:24240
@OFF:0xed12
@SPK:
@JPN:　強い快感に全身が支配される。
@ENG:

@IDX:24241
@OFF:0xed3e
@SPK:
@JPN:　ビリビリと震える感じが腰から身体中に伝播して、　経験したことのないその感覚に、脳までもが痺れて　いるように感じる。
@ENG:

@IDX:24242
@OFF:0xedd0
@SPK:
@JPN:　だが事前に飲まされた薬のせいか、快感が射精感に　繋がらない。
@ENG:

@IDX:24243
@OFF:0xee1c
@SPK:
@JPN:　このまま、どこまででも昇り続けるのではないかと　そんな気さえしてくる。
@ENG:

@IDX:24246
@OFF:0xeeae
@SPK:[\protag]
@JPN:　もっと強く……このままじゃ、いつまで経っても……。
@ENG:

@IDX:24248
@OFF:0xef25
@SPK:［千草］
@JPN:　んん、はぶぅ…………ジュル、ズビッ……んふぅ、ズズ……。
@ENG:

@IDX:24251
@OFF:0xef95
@SPK:[\protag]
@JPN:　そう、それ……！　続け、て……。
@ENG:

@IDX:24253
@OFF:0xeffa
@SPK:［千草］
@JPN:　ジュ、ジュプ…………はむっ、んぅ……ん、んん……。
@ENG:

@IDX:24255
@OFF:0xf071
@SPK:［千草］
@JPN:　チュパッ……はぁぁぁ…………んぅぅ…………んぐ、んぐ……ズズ、ズビッ……。
@ENG:

@IDX:24257
@OFF:0xf100
@SPK:［千草］
@JPN:　……はぁ、はぁ、はぁ……んうぅ……うんぅっ、んくっ……。
@ENG:

@IDX:24258
@OFF:0xf16a
@SPK:
@JPN:　副院長の強烈な責めが、ついに射精感と快感の間に　築かれた強固な防壁を打ち破る。
@ENG:

@IDX:24259
@OFF:0xf1c8
@SPK:
@JPN:　こうなってしまっては、もう時間の問題だ。
@ENG:

@IDX:24260
@OFF:0xf200
@SPK:
@JPN:　薬の助けがあったとしても、僕のような初心者が、　いつまでもその責めに耐えられるわけがない。
@ENG:

@IDX:24261
@OFF:0xf26a
@SPK:
@JPN:　腰からユラユラと昇ってくる快感が、その時が近い　ことを教えてくれる。
@ENG:

@IDX:24264
@OFF:0xf2fa
@SPK:[\protag]
@JPN:　そろそろ、僕……。
@ENG:

@IDX:24266
@OFF:0xf351
@SPK:［千草］
@JPN:　ほのまま……このまま、いいわよ…………はむっ……んんんっんぅぅ……ん、ん、ん……ジュル……。
@ENG:

@IDX:24268
@OFF:0xf3f2
@SPK:［千草］
@JPN:　ちゅぅぅ……ジュ、ジュル、ジュビ……ふぅぅ、ングッ……。
@ENG:

@IDX:24272
@OFF:0xf561
@SPK:[\protag]
@JPN:くぅぅ！
@ENG:

@IDX:24274
@OFF:0xf5ac
@SPK:［千草］
@JPN:　！？　…………ングッ、んぅっ！
@ENG:

@IDX:24275
@OFF:0xf5fc
@SPK:
@JPN:　一際深く咥えられた瞬間、副院長の喉の奥で、僕の　快感が体液となって爆発した。
@ENG:

@IDX:24276
@OFF:0xf658
@SPK:
@JPN:　副院長の喉がコクコクと上下して、放たれたものを　飲み下しているのが分かる。
@ENG:

@IDX:24277
@OFF:0xf6b2
@SPK:
@JPN:　副院長が飲んでいる……僕のアレを……。
@ENG:

@IDX:24278
@OFF:0xf6e8
@SPK:
@JPN:　その光景は、射精の余韻に浸る僕にまた別の感動を　与えてくれた。
@ENG:

@IDX:24280
@OFF:0xf812
@SPK:［千草］
@JPN:　……ふぅ。どうだった？
@ENG:

@IDX:24283
@OFF:0xf860
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ……凄く気持ちよかったです……。
@ENG:

@IDX:24285
@OFF:0xf8c9
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、ありがとう。あなたが頑張ってくれたおかげで、私も楽しめたわ。
@ENG:

@IDX:24288
@OFF:0xf945
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんな……薬のおかげです。素のままだったら、とても……。
@ENG:

@IDX:24290
@OFF:0xf9c2
@SPK:［千草］
@JPN:　そんなことはどうでもいいの。大切なのはあなたが気持ちよくなったことと、私が楽しめたこと。それだけで充分だわ。
@ENG:

@IDX:24293
@OFF:0xfa66
@SPK:[\protag]
@JPN:　そう……ですか……。
@ENG:

@IDX:24295
@OFF:0xfabf
@SPK:［千草］
@JPN:　とりあえずコレ、しまっちゃったら？　剥き出しのままにしておくと、身体が冷えちゃうわよ？
@ENG:

@IDX:24298
@OFF:0xfb4d
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ……は、はい。そりゃそうですね。
@ENG:

@IDX:24301
@OFF:0xfba7
@SPK:[\protag]
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:24304
@OFF:0xfbed
@SPK:[\protag]
@JPN:　あの、副院長？　ソレ、放してもらわないとしまえないんですけど……。
@ENG:

@IDX:24306
@OFF:0xfc74
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、それもそうね。フフフ……なんか名残惜しくて……。
@ENG:

@IDX:24307
@OFF:0xfe07
@SPK:
@JPN:　ティッシュで股間を拭い服装を整えると、副院長も　口淫の痕跡を消し去り、元の格好に戻っていた。
@ENG:

@IDX:24308
@OFF:0xfe73
@SPK:
@JPN:　口淫で乱れた髪をブラシで整え、剥げたルージュも　塗り直してある。
@ENG:

@IDX:24309
@OFF:0xfec3
@SPK:
@JPN:　外見上は、何事もなかったかのようだ。
@ENG:

@IDX:24311
@OFF:0xff40
@SPK:［千草］
@JPN:　さてと……私はそろそろ支度しなくちゃいけないんだけど……あなたはどうするの？
@ENG:

@IDX:24314
@OFF:0xffc4
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうするって……何もなければ部屋に戻りますが……。
@ENG:

@IDX:24316
@OFF:0x1003b
@SPK:［千草］
@JPN:　そう。じゃあ、これでお別れね。あ、ケーキ、忘れないでね。
@ENG:

@IDX:24319
@OFF:0x100ab
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい、いただいていきます。では失礼します。
@ENG:

@IDX:24321
@OFF:0x10249
@SPK:［悠紀］
@JPN:　きゃっ！
@ENG:

@IDX:24324
@OFF:0x10289
@SPK:[\protag]
@JPN:　わっ！　……な、なんだ、御堂さんか……どうしたんですか？こんなところで……。
@ENG:

@IDX:24326
@OFF:0x10390
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……それはこちらのセリフです。あなたこそ副院長先生に何かご用だったんですか？
@ENG:

@IDX:24329
@OFF:0x10414
@SPK:[\protag]
@JPN:　『ご用』って言えば……ま、まあ、アレはご用なの……かな？
@ENG:

@IDX:24331
@OFF:0x10491
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………随分歯切れが悪いんですね。
@ENG:

@IDX:24334
@OFF:0x104eb
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、まあ……ははは。御堂さんも副院長にご用ですか？
@ENG:

@IDX:24336
@OFF:0x10564
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ええ。そろそろ理事会の方がご到着される時刻ですので、その連絡を……。
@ENG:

@IDX:24339
@OFF:0x105e0
@SPK:[\protag]
@JPN:　理事？　……ああ、副院長の言ってた会食の相手って、理事会の人たちだったんですか。
@ENG:

@IDX:24341
@OFF:0x10675
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい。
@ENG:

@IDX:24342
@OFF:0x10713
@SPK:
@JPN:あ、いけない！
@ENG:

@IDX:24345
@OFF:0x10757
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　突然どうしたんですか？
@ENG:

@IDX:24347
@OFF:0x1082e
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ごめんなさい！　早く部屋の方に戻ってください！
@ENG:

@IDX:24350
@OFF:0x10894
@SPK:[\protag]
@JPN:　は？　どうして？
@ENG:

@IDX:24352
@OFF:0x108e9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　もうすぐ理事の方たちが来るって言ったじゃないですか！
@ENG:

@IDX:24355
@OFF:0x10955
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、それは分かってるんですが……。
@ENG:

@IDX:24357
@OFF:0x10a34
@SPK:［悠紀］
@JPN:　もう……。あなたが今の仕事に就いた経緯は？
@ENG:

@IDX:24360
@OFF:0x10a96
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええと、確か……僕が事務局でバイトしてるのが、理事会で問題になったとか……。
@ENG:

@IDX:24362
@OFF:0x10b9d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　分かってるじゃないですか。あなたがまだ病院で働いてることを理事の方が知れば、副院長先生に迷惑がかかるでしょう？
@ENG:

@IDX:24365
@OFF:0x10c43
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　でも今の仕事、副院長は『自分が自由にできる仕事だ』って言ってましたよ？　だったら別に……。
@ENG:

@IDX:24367
@OFF:0x10ce8
@SPK:［悠紀］
@JPN:　関係ないと思います。自分が『辞めさせろ』と言った人間がまだ働いていると知れば……私でしたらいい気持ちはしません。
@ENG:

@IDX:24370
@OFF:0x10d90
@SPK:[\protag]
@JPN:　まあ、僕でもそう思う……かな？
@ENG:

@IDX:24372
@OFF:0x10df3
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いくら副院長先生に一任されている仕事だからと言っても……いえ、だからこそ余計、副院長先生に反感を持ってしまうのではありませんか？
@ENG:

@IDX:24375
@OFF:0x10eab
@SPK:[\protag]
@JPN:　言われてみれば確かに……。そうですね、理事にしてみれば、自分を馬鹿にされたような気はするでしょうしね。
@ENG:

@IDX:24377
@OFF:0x10f56
@SPK:［悠紀］
@JPN:　分かっていただけましたか？
@ENG:

@IDX:24380
@OFF:0x10fa8
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ。でも、それにしては副院長、『早く帰れ』なんて一言も……。
@ENG:

@IDX:24382
@OFF:0x1102b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　先生はあまりそういうことにこだわらない方ですから……。
@ENG:

@IDX:24385
@OFF:0x11099
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですね……。分かりました。じゃあ、僕は急いで部屋に引き上げることにします。
@ENG:

@IDX:24387
@OFF:0x1112c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ありがとうございます。理事会の方は夕方にはお帰りになると思いますので、それまでは……。
@ENG:

@IDX:24390
@OFF:0x111ba
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。部屋で大人しくしてます。あ、でも仕事の時間は……。
@ENG:

@IDX:24392
@OFF:0x11237
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それは大丈夫だと思います。たぶん４時ごろにはお帰りになるでしょうから。
@ENG:

@IDX:24395
@OFF:0x112b5
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか……。
@ENG:

@IDX:24397
@OFF:0x1130a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　では、私はこれで……。
@ENG:

@IDX:24398
@OFF:0x113b8
@SPK:
@JPN:あ……きつい言い方をしてしまって、申し訳ありませんでした……。なにぶん急いでいたもので……。
@ENG:

@IDX:24401
@OFF:0x1144a
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、いいんですよ。
@ENG:

@IDX:24403
@OFF:0x11519
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……そうですか。では……。
@ENG:

@IDX:24405
@OFF:0x115b4
@SPK:［悠紀］
@JPN:　御堂です。副院長先生、そろそろお時間ですが……。
@ENG:

@IDX:24407
@OFF:0x11629
@SPK:［千草］
@JPN:　どうぞ、入ってちょうだい。
@ENG:

@IDX:24409
@OFF:0x11688
@SPK:［悠紀］
@JPN:　失礼します。
@ENG:

@IDX:24410
@OFF:0x116dc
@SPK:
@JPN:　理事が来る……か……。
@ENG:

@IDX:24411
@OFF:0x11702
@SPK:
@JPN:　確かに、今僕が彼らと顔を合わせるのはまずいかも　しれない。
@ENG:

@IDX:24412
@OFF:0x1174c
@SPK:
@JPN:　まあ、理事連中が僕の顔を知っているかどうかは、　甚だ疑問ではあるが……。
@ENG:

@IDX:24413
@OFF:0x117b6
@SPK:
@JPN:　でも、副院長に迷惑がかかる可能性がある以上は、　僕は病院から急いで消えた方がいいだろう。
@ENG:

@IDX:24414
@OFF:0x1181e
@SPK:
@JPN:　早々に部屋に引き上げることにしよう。
@ENG:

